ニキビ・吹き出物

美容室 華小屋 美容相談室
ニキビ・吹き出物に対するご相談やご質問を数多く受けておりますのでお答え致します。


顔や胸、背中に発生する「でき物」を大きく分けると ①ニキビ②吹き出物③マラセチア毛包炎に大別できます。この三つの疾患に共通した点は微生物によって発生するトラブルであることです。 

①ニキビ
ニキビは「尋常性痤(じんじょうせいざ)瘡(そう)」と呼ばれ、痤瘡桿(ざそうかん)菌(きん)(アクネ桿菌)や表皮ブドウ球菌によって発生する皮膚疾患です。

痤瘡桿菌や表皮ブドウ球菌は全ての人々が保有する尋常(じんじょう)菌(きん)といわれる細菌で、人間の生命活動に深く関わる菌です

特に痤瘡桿菌は油分を好む菌です。そのため思春期の男女に多く発生します。
思春期の男性は男性ホルモンを又、女性は黄体ホルモンを多く分泌させるためです。いずれのホルモンも皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を促進させ、結果、痤瘡桿菌や表皮ブドウ球菌の異常増殖を招き、ニキビを発生させます。

ニキビの特徴
ニキビを発生させる痤瘡桿菌や表皮ブドウ球菌は尋常菌であり、白血球の攻撃を受けることはありません。そのため膿(白血球の死骸)は発生しません。あくまでも脂腺腫(しせんしゅ)(脂肪の固まり)の発生です。同時に痒みや痛みといった自覚症状もありません。

②吹き出物
吹き出物は膿疱(のうほう)性痤(せいざ)瘡(そう)と呼ばれ、黄色ブドウ球菌や化膿連鎖球菌によって発生する皮膚疾患です。
黄色ブドウ球菌や化膿連鎖球菌は常在菌といわれ、ほとんどの人々が保有する菌です。
人間の生命活動に深く係わることの無い細菌です。
黄色ブドウ球菌や化膿連鎖球菌は化膿菌であり、皮膚が不潔になったり正常菌叢(人間と共存共栄する菌群)に歪みが発生すると起きる皮膚疾患です。このことはニキビと大きく異なり赤ちゃんから老人まで誰でも、いつでも起きる疾患ということになります。

吹き出物の特徴
吹き出物を発生させる黄色ブドウ球菌や化膿連鎖球菌は化膿菌であり、白血球の攻撃を受けるため膿(白血球の死骸)が発生することが最大の特徴です。同時に痒みや痛みといった自覚症状があります。

③マラセチア毛包炎
マラセチア毛包炎はフルフルというカビによって発生する皮膚疾患です。
フルフルは黄色ブドウ球菌や化膿連鎖球菌同様、常在菌でほとんどの人々が保有する菌です。

マラセチア毛包炎は、皮膚が不潔になったり正常菌叢(人間と共存共栄する菌群)に歪みが発生すると起きる皮膚疾患です。このことは吹き出物同様、赤ちゃんから老人まで誰でも、いつでも起きる疾患ということになります。

マラセチア毛包炎の特徴
マラセチア毛包炎を発生させるフルフルは化膿菌ではありません。そのため白血球の攻撃を受けることはなく膿(白血球の死骸)は発生しません。ニキビ、吹き出物と大きく異なる点は、小さく、表面が光沢を持つ点です。同時に痒みや痛みといった自覚症状がありません。しかし、悪化すると痒みや痛みを伴う場合もあります。


ニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎の改善についてお答えいたします。

ニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎の改善には悪化物質の中止が必要です。
①石鹸②ファンデーション③無添加製品(防腐力の弱い製品)④不潔⑤抗炎症剤の中止です。


①石鹸の問題点についてお話しさせていただきます。
石鹸は、日常生活に欠くことのできない製品です。しかしニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎の方や皮膚疾患を持った方に対しては悪化物質になります。

●アルカリ剤の影響が考えられます。
石鹸を製造するためには15%前後の水酸化ナトリウムが必要になります。結果、たんぱく質が溶解され刺激になります。

●石鹸構造に問題があります。
石鹸構造はエステル構造を有するため疎水性という性質が発生します。具体的には水をはじく性質であるため皮膚は乾燥します。同時に加水分解という化学反応も発生させます。具体的には、水分子と反応し、活性酸素を発生させる性質です。本来、皮膚には皮膚酵素が存在し、活性酸素を解毒するため、健康な方にはなんの問題もありません。しかし、ニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎や皮膚疾患を持った方の場合、皮膚酵素の働きが著しく低下しているため解毒のメカニズムが働かなくなり刺激になります。

●石鹸の洗浄メカニズムにその問題があります。
石鹸は乳化という方法で汚れを落とすため、石鹸かすを発生させます。結果、皮膚はマクロ的には清潔になっておりますが、ミクロ的には不潔の状態に置かれます。

●皮脂膜の破壊が考えられます。
石鹸は一種の界面活性剤であるため皮脂膜を破壊します。
結果、皮脂膜の持つ○イ 保護能力○ロ 酸アルカリの中和作用○ハ 抗菌作用○ニ 皮膚呼吸の亢進○ホ酸化防止作用 ○ヘ 消臭作用○ト 皮膚の乾燥防止○チ ビタミンDの形成などの作用が阻害され皮膚の自然治癒力を著しく低下させます。

●キレート剤の問題が考えられます。
石鹸は水に不純物(硬水)が多く含んでいる場合、泡が立たないという問題を発生させます。それは、取りも直さず汚れが落ちないことを意味します。そのため石鹸にはキレート剤といわれる金属イオン封鎖剤の配合が必要となります。中には刺激の強い物質も多く、ニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎や皮膚疾患を持った方に対しては刺激になる可能性が否定できません。

●細菌感染症の問題が考えられます。
石鹸を赤ちゃんが使用した場合、あせもやおむつかぶれ(カンジダ菌の増加)の原因になる可能性があります。そのため数々の抗炎症効果(殺菌剤、消炎剤)を持つ物質が使用されている場合が少なくありません。このような物質の中には免疫力を低下させ、細菌感染症と自己免疫疾患の原因となることも少なくありません。
又、急に中止すると自然治癒力が著しく低下し、一時的に常在菌が増え、痒みや痛み、場合によっては皮膚炎の発生原因にもなります。(リバウンドの発生)石鹸が急に中止できない大きな理由にもなっております。
以上の理由により、皮膚の自然治癒力が低下し、細菌やカビの増殖が促され、ニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎を発生させます。


②ファンデーションの問題点について
ファンデーションは女性にとって不可欠なおしゃれのための製品です。しかし、ニキビや吹き出物、マラセチア毛包炎の方や皮膚疾患を持った方に対しては悪化物質になります。

ファンデーションの原料には多くの顔料(重金属)が使用されております。
具体的にはタルク、カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、マイカ、その他高分子粉末などです。

これらの原料の問題点はa 毒性、刺激性、異物性b 光毒性c 悪性の紫外線(2700~2900Å)の侵入促進d分泌排泄の阻害e 皮脂膜の酸化促進(プロスタグランジン、活性酸素、過酸化脂質の形成)などが考えられます。

以上の理由により、皮膚の自然治癒力が低下し、細菌やカビの増殖が促され、ニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎を発生させます。

③無添加商品の問題点について
一般的に防腐剤は化学物質であり、人体に対しては好ましい物質ではありません。美容効果を高めるためには天然物の使用は欠かせません。しかし、天然物が時間の経過とともに腐敗を招くことは、自然の摂理です。そのため品質を維持するためには防腐剤の使用が不可欠です。防腐剤を使用しなかった場合2つの問題点が発生します。

●正常菌叢の破壊が考えられます。
正常菌叢に歪みが発生し、特定の細菌が異常増殖を起こし、皮膚疾患を発生させます。具体的には痤瘡桿菌、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌、化膿連鎖球菌、マラセチア、カンジダ菌、緑膿菌、プロピオン酸菌などの増殖です。

●製品への細菌感染が考えられます。具体的には黄色ブドウ球菌、化膿連鎖球菌、マラセチア、カンジダ菌、緑膿菌、プロピオン酸菌、枯草菌、バクテリア、白癬菌などが製品に感染し、結果、製品が細菌の培養床化し、疾患を悪化させます。
以上の理由により、細菌やカビの増殖が促され、ニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎を発生させます。

④不潔の問題点について
洗浄不足や洗浄剤の能力不足によって老廃物(水分、塩分、アンモニア、尿素、インドール、ナイアミン、アラントイン)が皮膚に残留し、同時に皮脂膜が酸化され、プロスタグランジンや活性酸素、過酸化脂質を形成させ、細胞の破壊や増殖の阻害を発生させます。
以上の理由により、皮膚の自然治癒力が低下し、細菌やカビの増殖が促され、ニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎を発生させます。

⑤抗炎症剤の問題点について
化粧品や石鹸類に配合される抗炎症剤によって皮膚疾患が発生する場合があります。抗炎症剤の使用は正常菌叢(人間と共存共栄する菌群)に歪みを発生させます。
以上の理由により、皮膚の自然治癒力が低下し、細菌やカビの増殖が促され、ニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎を発生させます。

ニキビ 吹き出物 マラセチア毛包炎の改善提案
ニキビ、吹き出物、マラセチア毛包炎でお悩みの方はぜひ、ご来店下さい。的確なアドバイスと皮膚疾患の改善のためのご提案をさせていただきます。
by ken2hanaakubi | 2008-04-29 02:19 | 理学美容・Q&A | Comments(2)
Commented by らいら at 2008-04-30 13:52 x
ピンクも、たまにフルフルになり、結局は自分の中で増殖したマラセチアに対してのアレルギーが出る・・・・というシステムだということが分かってきたワ。でね、ピンク増殖すると・・・私がすぶに気がつくのよ、なぜなら、
私にもポチポチが出来る。
私は「フルフル探知人間」になった・・・というわけ。
今まではなかったけど、去年のピンクの増殖の時、私もカップがあふれた、ってワケだと思う。

だから、ピンクにフルフルを「増殖させ過ぎない」ことが課題ね。
最近、それが分かって、ピンクのカイカイも、未然に防げるようになったワ。


ところで、

私ね、ひとつ、「ガーデニング専用ブログ」はじめました。

http://peroparu.exblog.jp/


ハーブのランキングに参加したとたん、一位になっちゃってそれが持続してるのよ~~~、どうしよう~~~~~ってカンジ。

たまに覗いてみてね。

庭のハーブ、ドンドン乾燥中だけど、
インフューズドオイルを作るとしたら、どのオイルに漬けたらいいと思う?
スイートアーモンドオイル、って、ケンママんち、ある?
小さい瓶でいいんだけど。
酸化、しないかなぁ?どうだろ?
Commented by ken2hanaakubi at 2008-05-01 00:19
★らいらさん、今日は電話で失礼しました~~~お互い忙しいね~~~
ピンクチャンの件とオイルの件は電話で解決しましたね~~~

着々と「ラベンダー祭り」の準備ができております!!!しにそ~~~だけどね~~~
食べものとコーヒー販売も考案中です。。。
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